アジャイルサムライ読書会 横浜道場 特別編 Firstに参加しました

4月26日 アジャイルサムライ読書会 横浜道場 特別編 First

今回も雨の中、株式会社アットウェアへ。
2回目の横浜道場ですが、今回は読書会ではなく特別編ということでワークショップとLT大会でした。

ワークショップ「THE SPECIFICATION EXERCISE」

横浜道場スタッフの @tsuyok さんによるワークショップ。
安西先生…!!アジャイル開発がしたいです…という声で実現したとかしないとか。

同じテーブルはこの4名。
@joker1007 さん
@k_hanaoka さん
@shapou さん
@terahide27 さん

テーマ「完璧なドキュメントがあればコミュニケーションは可能か?」

ワークショップの内容

  • 仕様書チームと開発者チームに分かれる
  • 仕様書チームは廊下にある絵(顧客の欲しいもの)を仕様書にして開発チームに伝える
  • 開発チームは仕様書に沿って、絵を完成させる
  • 口頭、筆談、アイコンタクト等でのコミュニケーションは不可
  • 制限時間12分

相談の結果、@joker1007 さん、@k_hanaoka さんが仕様書チーム、@shapou さん、@terahide27 さんと私が開発チームとなりました。
この時点で絵心ゼロで内心不安で一杯だったのは内緒。

1回目の結果
  • とりあえずそれっぽいものが完成
  • 他のチームもほぼ同様の結果でした
振り返り
2回目に向けての作戦会議
  • 担当はそのまま
  • 大きさの単位を決めたい
    • サインペンのキャップの長さを1とする
  • 開発チームへのフィードバックが欲しい
    • 良さそうだったので指摘しなかった
他チームの振り返り内容
  • 最初に概要を伝えた
    • このチームでも最初に9等分するという指示が出てたのは良かった
お題を変えて2回目の結果
  • 5割程度しか要求を満たせなかった
全体通して振り返り
  • 仕様を言葉で伝えるのは難しい
    • 図や絵を使う
  • 用語を揃える
    • 実際の開発だと用語集とか
  • 1回目にうまくいってしまい2回目に向けた改善ができなかった
    • 成功体験を持っていても、いつも同じやり方でいけると思ってはだめ
  • 仕様書作成者と開発者が別なのは非効率
    • せめて近くにいれば
  • 仕様チーム、開発チームが入れ替わるのは非効率
    • ノウハウの蓄積がなくなる
先生の解説
  • 文字のコミュニケーションには限界がある
  • アジャイル開発(スクラム)をやると、自然に直接的なコミュニケーションが中心になる
感想

文字で伝えることの難しさを肌で体感する1時間となりました。
また、仕様書チームと開発チームが離れていて、しゃべれないという制限のため、仕様書を待つ時間の無駄さの体験もできたと思います。
個人的には、ずっと以前にオフショア開発で中国の人たちと仕事をしたときに、ものすごく詳細なドキュメントやメールを書いていたのを思い出しました。

@tsuyok さん、同テーブルになったみなさん、ありがとうございました。

ライトニングトーク大会

休憩の後は、ライトニングトーク大会です。
それぞれ特色ある内容で、非常に楽しく見ることができました。
以下、適当なメモです。

「もしも日露戦争満州軍総参謀長 児玉源太郎閣下がインセプションデッキを作ったら」@dproject21 さん
  • 戦争はプロダクト
  • 死傷者の優先順位は低
「周囲に賛同者がいなくてもアジャイルな自分を感じられる! -ポモドーロテクニック-」 @hyokota さん
「レガシーコード改善はじめました」 @setoazusa さん
  • テストがないコードはレガシーコード
  • Jenkinsカンファレンスでも発表します
アジャイルな指揮者と音楽づくり」 @terahide27 さん
  • デジタルな音楽と言えばMIDI → おっさん乙!
  • 理想的なオーケストラは、指揮者と演奏者の信頼関係で成り立つ
  • コンサートやるから来てね
ジョジョで分かる頭じゃなく精神で理解するアジャイル」 @joker1007 さん

全員熱かったですが、最後のジョジョが別格でした。
一応、ストーンオーシャンまでは全部読んでますが、この人たちについてくのは大変そうです。
あと、ポモドーロも気になりました。GW中のやりたいことリストの消化に使ってみます。

ビアバッシュ

振り返りのKPTをした後はビアバッシュ。
今回も、色々な人とお話しさせてもらいました。

などなど、短い時間でしたがとても楽しく過ごせました。

毎度のことではありますが、スタッフのみなさん、会場提供の株式会社アットウェアさん、参加したみなさん、ありがとうございました!