XP祭り2012 〜 ソーシャルチェンジ! 〜 に参加しました
PyCon JP、札幌 Ruby 会議など大型イベントが重なったこの日、XP 祭りに参加しました。
祭りの名に相応しく朝から晩までとても楽しく過ごすことができました。
参加してよかったです!
アジャイルコーチラウンドテーブル
現場で実践されているアジャイルコーチやスクラムマスターの方々のお話を聞けるということで、一番楽しみにしていたセッション。
予想以上の密度で時間がすぐに過ぎていった感じです。
会場からの質問に登壇者の方々が各自の考えで回答していくという形式でした。
印象に残ったものを羅列します。
他の人が見ても参考にならないかもしれません。
登壇者
安西 剛さん (@tsuyok)
安藤 寿之さん (@nobiinu_and)
牛尾 剛さん (@sandayuu)
柴山 洋徳さん (@SHIBAO800)
高橋 一貴さん (@kappa4)
前川 哲次さん (@tetsu_m)
安井 力さん (@yattom)
吉羽 龍太郎さん (@ryuzee)
- コミュニティの役割
- エンジニアのモチベーション維持
- 人との出会い
- 外から企業に影響を与える
- 技術に興味がないチームはどうすればいい?
- まずはテストを書く
- テストしやすい構造を意識させる
- 成功体験
- おれでもできる!
- まずはテストを書く
- アジャイルにはハイスキルが必要か?
- スクラムマスターがチームを離れたら、うまく回らなくなった
- 現場にペアプロを導入したいが上司を説得できない
- 相手の価値観、一番大事に思っていることを確認する
- ラポール形成
- どうやってもうまくいかないということはありましたか?
- 1 人も興味がないときつい
- ほんとは 2 人以上ほしい
- 味方が居ないのは心が折れやすい
- いいこと言いますよ?そこでコミュニティですよ!
- 上司のマインドチェンジをしたい
- 不安に思ってることを聞く
- 上司の上司を利用する
- 政治力が必要なら、それも使う
- 無視して進めて、プロジェクトは必死で成功させる
- 結果で説得する
- チームにアジャイルプラクティスを導入したいがどうすればいいか?
- 説得って必要?目的の共有が先では?
- 相手が困っているときがチャンス
- 一緒にペアプロとかして解決する
- チームの他の人を手伝う文化を作る
- 人事評価の制度を変える
- 他人を手伝うことがプラスに働くように
始まって早々、@haradakiro さんからビールの差し入れ*1があったり、牛尾さんによるコントのような上司説得ロールプレイングが即興で実施されたり、話している内容はとても真面目な内容にも関わらず、何でもありな感じで面白かったです。
もちろん、これを聞いただけで明日から現場でアジャイル開発ができるわけではありませんが、現場に持ち帰ることができるものはたくさん頂いたと思います。
午後の部
ワークショップで 数時間がんばるのは体力的に厳しそうだったので、メイン会場のセッションを聞いたり面白そうなセッションを見学しながらふらふらしてました。
TOCfE とスクラム道のワークショップはどちらも大入りで見学してるだけで熱気が伝わってくるよいセッションでした。
タイミングが悪くて、@changeworlds さんの講演が聞けなかったのが残念ですが、挨拶できたのでよしとします。
メイン会場での楽天の事例紹介がとてもしっかりしていて印象に残りました。
他のチームから見ても楽しそう、ポジティブに周囲を巻き込むってすごくいいなーと思いました。
夕方からは制限時間厳守の LT 大会でした。
アジャイル実践事例あり、ネタあり、宣伝あり、趣向を凝らした発表が続きとても楽しい時間でした。
最後はスポンサーさんから提供された技術書のプレゼント大会。
じゃんけん負けてしまいましたが、3 回目くらいのチャンスで頂けました。
たびたび買うかどうか悩んで結局やめるというサイクルを繰り返していたアナリシスパターンが残っていたので即決。
ありがとうございます!
アナリシスパターン―再利用可能なオブジェクトモデル (Object Technology Series)
- 作者: マーチンファウラー,Martin Fowler,堀内一,友野晶夫,児玉公信,大脇文雄
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2002/04
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XP 祭りは懇親会からが本番らしいですが、諸事情によりそのまま帰宅です。
会場を出るときに、渡米直前のメイド様をお見かけしたので挨拶だけさせてもらいました。
主催者の方々、参加者の方々、1 日とても楽しかったです。ありがとうございました!