組込み OS 自作しました

ちょっと前になりますが、『12ステップで作る組込みOS自作入門』という本を見ながら、低機能な OS を作ってみました。

12ステップで作る組込みOS自作入門

12ステップで作る組込みOS自作入門

参考にしたサイト
12ステップで作る 組込みOS自作入門
2回目のC言語で『12ステップで作る組込みOS自作入門 』の通りに組込みOSを作ってみた - 三等兵

リポジトリ
https://bitbucket.org/y_sumida/kozos

感想

この本で作る OS "KOZOS" は組込み OS であり、それ自体に大した機能はありません。
本当に原始的な OS としての最低限の機能しか持ちません。
システムコールも少ししかないし、ファイルシステムだってないです。

でも、この機能の少なさが OS を学ぶ第一歩としてとてもよかったです。
ステップごとに少しずつ機能を拡張していく形式も、各ステップが無理なくできる分量でした。*1

いまどきの開発環境では低レイヤーの知識が直接必要とされることは少ないですが、知っていると知識の幅が広がるような気がします。
仕事で役に立つかどうかを差し引いても、OS を作るのはとても楽しい経験でした。
この本を手にとって良かったと断言できます。

本に書かれている 12 ステップは終わりましたが、暇を見つけて機能を追加していこうと思います。

この本を通して学べたこと

*1:私の場合は 1 ステップ 平均 2 時間くらいでした