『マインドマップから始めるソフトウェアテスト』読了
嫁の祖父さんの家に行ってる間に読み終わりました。
ガチで田舎の家では、他にすることなかったので捗りました。
- 作者: 池田暁,鈴木三紀夫
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2007/06/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Nagoya.Testing に参加するに当たって、予習するつもりで購入したものの GW に入ってようやく読めました。
感想
マインドマップについてはここ2年くらい考えをまとめるために試しているところだったので、それをソフトウェアテストに活用するというのは興味深く面白かったです。
この本で紹介されているマインドマップの使い方はテスト計画書やテスト仕様書からインシデントレポートなどに至るまで、ソフトウェアテストにおける各種ドキュメントを作成する際にいきなり書くのではなくマインドマップで内容を整理してから書きましょうというもの。
マインドマップは短いキーワードで連想したものをどんどん記述するもので、足りない観点を発見したり、類似した事象を整理しやすいという特長があるので確かに相性は良さそうです。
ただ、当然ですがマインドマップは考えを整理するものであって自分の中に全くないものは連想できませんし、メインブランチを思いつけなければ整理も何もありません。
前提となるソフトウェアテストの知識(各工程とその成果物など)をある程度習得した上で、マインドマップを補助的に使うのが適切だと思いました。
また、一人で行っていると知識や発想の幅が固定されてしまいマインドマップを使っていても抜け漏れが出てしまうと考えられるので、この本のようにレビューしてくれる人は必須でしょう。
現場の後輩なども巻き込んでやってみることにします。