iOSDC Japan 2019 に行ってきた
9/6,7 に開催された iOSDC 2019 に参加してきました。
印象に残ったセッション
参加したセッション、LTすべて楽しかったです。
毎度のことながら、全部参加できたらいいのにという状態でした。
参加できなかったセッションについても、動画公開されたら見てみようと思います。
以下、印象に残ったセッションです。
ライブラリのインポートとリンクの仕組み完全解説
TrackAの大きなホールなのに立ち見が出るほどの盛況でした。
基礎的なところから丁寧な説明でとてもわかりやすかったです。
問題の切り分けフローはとても役に立ちそうです。
時間の関係で省略された応用編もどこかで聞いてみたいですね。
実機の管理とおさらば!AWS Device FarmでiOSのテストをしよう!
こちらも立ち見が出るほど大盛況のセッションでした。
AWS Device Farmの紹介と思いきや、XCTestを使ったUnitTest、UITestの基礎から始まって、AWS Device Farmでのテスト、CI/CDツールとの連携まで盛りだくさんな内容でした。
iOSアプリのテスト書いたことない、難しそうみたいに思ってる人は、この資料とセッション動画を見てみることをおすすめします。
Ask the Speaker でお話しできたのもよかったです。
iOSアプリのリジェクトリスクを早期に発見するための取り組み
QAチームが、リジェクト可能性を事前にできる限り潰しているのは強いなあと思いました。
ipaファイルの中身をチェックするツールを作るという発想が素晴らしい。
オープンソースにならないかなー。
SOLID原則を生活に適用する
人生設計にもSOLIDを適用できるのではというお話。
"疎結合な人生" で笑ってしまいました。
個人的にはLが一番むずかしいと思います。
テストケースで Ambiguous Layout を発見する
https://www.icloud.com/keynote/0nUzX497oPS1WvIIOwV1MODLg#iOSDC2019
テストでAmbiguous Layoutが検知できるライブラリ XCTAssertAutolayout がエラーも見やすくてとても良さそうでした。
突然低レベルプログラミングに突入していくのが面白かったです。
ご本人にとっては不本意かもしれませんが、デモ中に発生したアクシデントにも冷静に対処されていて、ライブデバッギングを見ることができたのも良かったです。
自作して理解するリアクティブプログラミングフレームワーク
https://fortee.jp/iosdc-japan-2019/proposal/a4e78fe8-6adb-4a92-a232-256ac0fa7976
RxSwiftを車輪の再発明することでリアクティブプログラミングを理解するというセッション。
会場のツイートがスライド上に流れていくまさに双方向なセッションでした。
RxSwiftもどきを作るために必要なTODOを順に潰していく、TDDのお手本のような進め方を動画で見せるという形式がとてもよかったです。
その他
セッションの合間にスポンサーブースを周りました。
WantedlyさんのブースではSwiftクイズを解いてSwiftUI本をゲットできてよかったです。
来年はスポンサー参加したいですね。
感想
今年もめちゃくちゃ楽しかったです。
印象に残った良かった点をいくつか上げてみます。
セッションの予約がよかった
今回初の試みとしてセッションの予約(サポーターorジョーカーのみ)ができました。
予約なのでギリギリに入室しても全て最前列で聞くことができて満足度が高かったです。
反面、立ち見が出るような状況において、予約席に空きがあったりしたのはもったいないなあという感じでした。
運営がスムーズで素晴らしい
相変わらず運営スタッフの練度が高く、とにかく運営がスムーズな印象でした
何かあったらすぐ対応してもらえる安心感。
ネットワークが素晴らしかった
短時間つながらないタイミングなどありましたが、概ね快適なネットワークでした。
1000人規模のイベントでこれはすごいことなのでは。
最終日のLTもおもしろかったです。
おまけ
2日間子どもたちの面倒を見てくれて、快く送り出してくれた妻に感謝。
妻にこの写真見せたらビアバー行ってきた?って聞かれた。 https://t.co/9QfPZkTJpR
— Yuki Sumida (@y_sumida) September 8, 2019